西島悠也|プロに学べ

料理というのは、人間の三大欲求のひとつである「食欲」を満たし、かつ人々の心に喜びや彩を与えてくれるすばらしい文化です。
食欲を満たすだけであれば、栄養のあるものをただただ摂取すればいいはず。
しかし、人々は美味しく美しい料理に魅了され、それを欲します。

 

そんな料理の魅力を視覚的に最大に引き出し「食べたい」「美味しそう」と思わせることが、料理人ではないカメラマンにできる技です。

 

お店のメニューや料理本、雑誌に掲載されている料理はどれも非常に美味しそうなものばかりですよね。
そこには、光の加減や構図など様々なプロの技が詰まっています。

 

一般人やカメラ初心者にとって、そういった技を習うとなると、弟子入りするか教室に通うか、そういったことが必要でしょう。
しかし、前述した雑誌や料理本が最大の教科書でもあります。
美味しそうな料理の写真を撮りたいのであれば、たくさんの写真を見てください。
今はインスタグラムなど、無料ですばらしい写真が見られるツールもたくさんあります。
どういった角度で、構図で撮るにはどうしたらいいのかを、見て研究するのです。
インスタにはダイレクトメッセージ機能もあります。
一般人であるにも関わらず、素敵な写真をアップしているユーザーがいれば、コンタクトを取って、教えを請うのもひとつの手段でしょう。

 

身近にいることの少ない「プロ」という存在ですが、プロの作品は日常に溢れています。
プロに学ぶということは、プロの作品に触れて学ぶということでもあります。

 

上達への近道は、「プロの技を盗むこと」です。